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山本音響工芸 YR-03 6N銅アニール単線シェルリード

6N銅アニール単線シェルリード

種類:シェルリード4色セット(端子付き)長さ約1.8cm U型にフォーミング済み
線材の種類:6N銅アニール単線0.6φ(断面積約0.28スケ)
絶縁材料:テフロンチューブ
端子の材質:隣青銅・非磁性下地付き金メッキ1μ

山本音響工芸 YR-03 6N銅アニール単線シェルリード

標準価格:
6,600円(税込)
価格:

5,940円 (税込)

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商品説明

シェルリードYR-03はリード線に高純度な6N銅アニール単線を使用した高品質なヘッドシェル用のリード線です。
アニール処理というのは焼き鈍し(やきなまし)処理ともいい、銅線を真空炉で450度くらいの温度に加熱して徐々に冷ますという処理のことをいいます。銅素材を線状に伸ばす場合、ダイスという機械で太い線から徐々に細い線に伸ばしていきます。その際、銅の素材は大きな力を受けて分子がストレスを受け、仕上がった線が固くなります。その線のストレスをアニール処理によって取り除き、分子の並びをストレスのない状態に戻すというのがアニール処理です。アニール処理によって銅素材は分子の並びが均等になり、素材が柔らかくなり、電気抵抗が下がり導電率が向上すると言われています。オーディオ用に使用した場合には、一般的にしっかりした音でありながら柔らかい音も出してくれるという傾向になります。一般的に市販されている銅のより線は、連続加工で作られますので、アニール処理などが出来ず、線経の割には固めの線となり、特性上でも音質面でもアニール処理した線材より劣ると考えられます。

YR-03ではそのアニール処理した6N銅線の0.6mm径の単線が使用されています。絶縁材は電気特性の最も優れたテフロンをチューブの状態で使用しています。YR-03の端子部分には山本音響工芸社で単体で発売しているYRT-01と同等品を採用。山本音響工芸社では以前から多くの真空管ソケットを製造しており、それらの製品開発技術を応用して、バネ製に優れた燐青銅の丸棒から削りだしたコネクター端子を製造しております。シェルリード端子はアーム側が直径1.0mmφ,カートリッジ側が1.2mmφと非常に細密に仕上げられ、音質重視で、非磁性の下地を施した上に1.0ミクロンという極厚の金メッキが施されております。端子とリード線の接続は一般的にはカシメが採用されますがYR-03ではより確実な半田付けを採用。半田には無鉛タイプの高音質なはんだを厳選使用しています。 シェルリード線に貧弱な物を使用した場合、エネルギー感の不足した貧弱なサウンドとなります。 YR-03に使用されている素材は単線のため、より線に比べて引き締まった音の傾向となり、 お使いのカートリッジから力強い音を引き出してくれるでしょう。
ご使用に際しては、接続前にカートリッジの端子に平行にシェルリードの端子が向くようにあらかじめリード部分を曲げておくことをお勧め致します。DENONのカートリッジのように、線を交差させて配線するような場合は特にお気をつけください。柔らかいといえども、単線ですので繰り返しの曲げは線の破損につながる場合がありますのでご注意ください。

使用方法

シェルリード端子はアーム側が直径1.0mmΦ、カートリッジ側が1.2mmΦとなっております。 反対の方向では取り付けられません。
リード線はあらかじめ使いやすいようにフォーミングしてあります。
しかし、ご使用になるカートリッジとヘッドシェルによってその端子間の間隔や位置関係は異なります。
あらかじめカートリッジとヘッドシェルの端子の間隔を確かめ、本製品のリード線をそれに合うように曲げておいてください。
そしてカートリッジの取り付けネジをはずした状態でリード線をヘッドシェルの方から取り付けていきます。
取り付けはラジオペンチなどをご使用ください。
先にヘッドシェル側に端子の細い方、1.0mmΦのピンを差し込みます。
その後、カートリッジ側を取り付けます。
そして端子部分に無理な力が加わらないようにカートリッジを取り付けてください。
古いカートリッジやシェルによってはピンの寸法の異なる製品がありますのでご注意ください。

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